化粧品と医薬部外品

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化粧品と医薬部外品

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多くの人が使っている基礎化粧品やメイクアップ化粧品は一般的に化粧品と呼ばれています。

が、ボトルやパックに「医薬部外品」と書かれている場合があります。


化粧品と呼んではいても、実は薬事法という法律によって、化粧品は「医薬部外品」と「化粧品」の2つの大別されます。

「医薬部外品」は分類上「化粧品」の一部であるため、医薬品とは全く違います。


「医薬部外品」は効能を積極的に謳えるもので、効能が無ければ医薬部外品として認可されません。

効能を示すための試験や安全性の試験とかをかなり時間を掛けてクリアして申請して認可されたものが医薬部外品と呼ばれ、効能を与えられるということです。


「化粧品」は効能は謳えません。万人に安全に使って貰うことが目的なので、医薬部外品のような効能は示せません。

現在、厚労省が認める医薬部外品には、シャンプー・リンス、化粧水・クリーム・ハンドクリーム・乳液、日焼け止め、パック、髭剃り用剤、薬用石鹸があります。


医薬部外品として謳って良い効能は無制限では無く、現在認可されているものは全部で56個です。

基準が大変厳しく、2011年に10年ぶりに「乾燥による小じわを目立たなくする」が加えられたほどです。


また、「その作用は緩和なものでなくてはならない」、と言う、かわりデリケートで曖昧な部分を含んでいます。

それは、効果が顕著になり過ぎると、それは医薬部外品の範疇を超えて医薬品になってしまうからです。


また、開発現場では、効果を曖昧でデリケートな部分で止めるのは、効かせるものを作るより難しいという面もあります。

さらに使う人によっても、ある人には効くけれども別の人には効かないという事もあります。これは人によって肌状態が違うからです。


ですので、医薬部外品であっても、どういう効果が得られるかはボンヤリとしか謳えない現実があります。

日本で美容的な効果を証明するのは非常に難しいことなんです。


また、薬事法の化粧品の項目は昭和の時代から余り変わっていません。大きく変わったのは2001年で、それまで指定成分しか表示義務が無かったものが、全成分表示義務に変わりました。

試しに化粧品に分類されているシャンプー(医薬部外品表示の無いもの)をみて下さい。


ボトルに水から始まって成分が書かれています。

余談ですが医薬部外品は今も指定成分しか表示義務が有りません(業界の自主規制で全成分表示しているものも有ります)。


この様に日進月歩進む製品に法律が追いつかないのが現状です。

で、化粧品も業界で自主ガイドラインが出来ています(日本香粧品学会:化粧品機能評価法のガイドライン)。


ただし、全ての効能を網羅するものでは無く、抗シワ、美白、サンスクリーンなど4項目から成っています。